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病院とテルミー

 1月19日、母が介護施設で亡くなりました。多発性骨髄腫というガンで、2年間大学病院を入退院してました。テルミーはほぼすべての病院で施術できません。火や煙が出て、香りが強いからですが、科学的な根拠が無いという先入見があります。
 さいわい、介護施設は最期のときを過ごす場で、母に度々テルミーをかけることができました。床ずれがひどく、体に力が入らないときなどは、煙を患部に吹きつけてました。

 私は九州大学で医療の在り方を研究する機会にめぐまれ、どのように病いと向き合えるのかを考え、母のガンでひとつの道筋をあたえられました。テルミーは科学的な根拠があるだけでなく、病んだ人に聞き入ることのできる治療法です。体に触れながら、さまざまな知識を動員して、最適の冷温刺激をお返しするのです。だから気持ちがいいのです。
 大学病院には生体医療の体系と機械化された技術がありますが、そのために患者に聞き入ることができない悲しさが蔓延しています。不快な環境で、いくらモニターの数値が正常範囲におさまっても、それは健康ではありません。母の治療がまさにそれでした。

 この2年間の経験をふりかえって、一歩ずつテルミーを広めていこうと思い至りました。

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